ドラ校長の広場

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「稲むらの火の館」少年消防クラブ見学

 本校の特色として、少年消防クラブがあります。4,5年生が所属し、消防本部の支援を受けて、災害に対する勉強会等に取り組んでいます。前回は4年生が消防本部で体験学習をしましたが、今回は5年生が津波の防災教育を受けるために、消防本部の協力を得て和歌山の『稲むらの火の館』に出かけました。

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 昔の教科書に「稲むらの火」を取り上げた教材がありましたが、みなさんはご存じでしょうか?安政元年(1854年)大地震が起こり紀伊半島一体で大地震が発生しました。現在の和歌山県広川町の濱口梧陵という人が、稲むら(ススキの稲束を重ねたもの)に火を放ち、この火を目印に村人を誘導して、安全な場所に避難させた実際にあったお話です。津波の被害といえば、東北の地震が思い出されますが、今でも見学者が多いところです。東北の地震の写真等も紹介されていて、初めて見る津波の被害に子どもたちは驚きを隠せない様子でした。

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