「納涼大会」無事に終わりました。

　南横山小学校区最大のイベント、それは「納涼大会」です。 

　小学校PTAが中心となり、地域の諸団体のご協力を全面的に得て、子どもたちのために夏の一大まつりを行っています。PTAでは、4月から企画会議を重ねてきており、計画・立案・準備・実行・片付けと何回も頭を寄せて話し合ってきました。6月後半から7月にかけては買い出しに、1週間ほど前には子どもたちが一番楽しみにしている花火や景品などを松屋町まで行ったりするなどいろいろなところへ出かけて，こつこつと準備をしてきました。また、18日夜には電気配線の準備、19日には1日かけて舞台の設営、テントの設営など会場準備を行いました。20日午前からはイスや机の準備、テントなどの案内板掲示など、食材、飲み物の準備などをおこなって、本番に備えました。いつもこの時期に心配するのはお天気です。雨が降ると花火はできませんし、野外のステージも使えません。一度にテンションが下がるのとお客さんの入りも減ってしまいます。準備をしながら天気予報を心配するのが常でした。今年は、一週間前の予報では雨のマークが入っていましたが、昨日の予報からお日様マークが顔を現しました。でも、大丈夫だとみんなが胸を張って言わないのはなぜでしょうか？それは、この地域伝統の雨乞い踊り「笹踊り」があるからなのです。今までこの笹踊りがどれだけ雨を降らせたか知っているからです。霊験あらたかなこの踊りの後で大雨が降ったことは一度や二度ではありません。だから心配するのです。

でも今日は、大丈夫でした。体育館で行われた第1部では、小学生と保育園の園児の発表、カントリーマミーの演奏で賑やかに始まりました。

　運動場に出てからは、笹踊りをみんなで踊って夜店の始まりでした。そして第2部は野外のステージです。和泉市の新しい観光大使になったばかりの、「ともちん」とコダイくんロマンちゃんが登場です。クイズで会場を盛り上げていただくと共に、「ドラ校長の広場」をアピールしてくださいました。シールやCDが当たった子どもたちは大喜びでした。

 　コダイくんロマンちゃんは南横山には初めての登場になります。特に小さい子どもたちには大人気で、1年生や幼児は握手しに行ったり、さわったりとひっぱりだこでした。保護者の中にともちんさんと同級生もいて、驚きの一幕もありました。

　その後は、和泉市の誇る太鼓団体「鼓聖泉」が見事な演奏を披露してくれました。夜空に響き渡る太鼓の音は、会場をぴりっと張り詰めた雰囲気にしてくれました。この「鼓聖泉」は市のイベントでは、信太山クロスカントリーや成人式などで毎年のように演奏してくれています。子どもたちの中には、南横山保育園で習ったこともあるはずです。　

　夜店は、PTA、父鬼子供会、父鬼消防団、野外活動クラブが行います。PTAは食べ物や飲み物、輪投げやくじ引きなど多種多様です。卒業生の中学生、高校生やその友だちも多く来場してくれました。夜店で商品をゲットした子どもたちの歓声が夜空に響き渡り、南横の夜は大いに盛り上がりました。「オオムラサキ」を体育館で紹介したので、虫かごを見に来る人が多かったです。花火までのちょっとした時間に飛び入りゲストがありました。槇尾中学校の校長先生の素晴らしい歌声を聞かせていただくことができました。（実は時間調整でお願いしました・・・）

 

　 次はお待ちかねの花火です。場内の夜間照明が一斉に消灯し、音楽と共に花火が打ち上げられていきます。南横山小学校のプールサイドから夜空に向かって次々と上げられていきます。PTA男性役員総出で点火作業です。ヘルメットにゴーグル、長袖長ズボンのいでたちです。校区で打ち上げ花火はここだけです。これを毎年楽しみにしている地域の方々、卒業生、在校生や幼児たち、老若男女が集って鑑賞します。

もちろん消防署に届け出を行うと共に、毎年消防団の方々も消防車を学校に横付けして警戒してくださいます。いったん終了しかけますが、アンコ－ルのかけ声で最後のフィナーレ、連発でした。

ここで今年の納涼大会はお天気に恵まれ無事に終了しました。  

　　　

　21日月曜日午前中に最終の舞台の撤収、ゴミの片付けがあります。これが終わると南横山小学校PTA、教職員は本格的に夏休みに入ります。水泳の練習、一輪車の練習が始まります。PTAの皆さん、地域の皆さん、本当にありがとうございました。 

　追伸:（本日学校のネットワークがつながらなかったので、家に戻って書いたため、この時間のアップになりました。お待たせしました。）