ドラ校長の広場

ドラえもんが大好きな校長のブログです。

卵の正体が判明しました。!!

 先週の青葉はつが野小学校との交流会時、川で見つけた卵の正体が判明しました。

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 青葉はつが野小学校3年生が学校に戻ってからだと思いますが、図書館で図鑑などで調べてくれました。そして校長先生に「ハゼ科のウキゴリの卵」ではないかと知らせてくれました。その子から「南横山小学校の校長先生に連絡してください。」という依頼があって、青葉はつが野小学校の校長先生から連絡が昨日ありました。私の方でも、理科に詳しい先生(知っている方もいると思います、南横山に織られた先生ですが、古林先生)に連絡を取り調査を依頼していました。写真と今までの生物調査の結果を合わせてみると、「カワヨシノボリ」の卵の可能性が大きいという結果になりました。ウキゴリと同じハゼ科の魚だそうです。

 青葉はつが野小学校3年生の子どもさん、調べていただいて本当にありがとうございます。帰ってからすぐに調べ、校長先生を通じて報告してくれるしっかりした3年生に感心しました。

ネットで検索するとこのような説明がありました。

【生息場所】 河川の上中流域の比較的水のきれいな川に生息している。その名の通り流れのある川に見られ、止水域である池などでは見られない。 
【外観・生活】 全長は6cm程度。オスは第一背ビレが伸張する。吻先から目にかけて2本の赤色線があり、胸ビレ付け根にも太い赤色線が縦方向にある。 ベースとなる体色は暗褐色から薄褐色までいろいろあるが、産卵期のオスは暗褐色の体に第一背ビレ前縁を白黄色に染め、コントラストが効いて美しくなる。 メスは腹が黄色っぽくなるようだ。一生を淡水で過ごすが、他のハゼ科魚類と比較して大型の卵を産むのは、 孵化してから親と同じ河川環境で生活するため、大きな体で生まれる必要があるからだろう。 類似するヨシノボリ種群の中での本種の区別点は、胸ビレ付け根の三日月模様の赤色線があることと胸ビレ条数が少ない(15~17本)ことだ。 特に胸ビレ条数はヨシノボリ種群の中で最も少なく、本種の同定に使うことができる。主に水生昆虫を食べる雑食性である。

 川の水質調査などでも、このカワヨシノボリが住み着いている川はきれいであるということの証明になるそうです。卵を川に採取しに行きたいなと考えています。