ドラ校長の広場

ドラえもんが大好きな校長のブログです。

児童朝礼 & 言葉かけ

 今朝の児童朝礼で、夏休みの自由研究から和泉市の科学展に出品し賞を頂いた人の表彰をしました。南横山小学校では10年以上前には、クラブ活動などで学校林のセミや植物の観察などに取り組んでいた時期もありました。当時は市長賞や教育委員会賞なども受賞しています。校長室前のガラスケースや表彰状でその記録は確認できます。研究する題材は学校林や父鬼川にいくらでも隠されています。これからもその自然を活用していって欲しいと思います。

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 また、習字の部門でがんばった人の表彰も行いました。毎年出品者が多いJAの書道展で入選した人たちにも賞状を渡しました。子どもたちは表彰されるためにがんばるわけではありませんが、自分がいっしょうけんめい取り組んで、認められた時の喜びはとてもうれしいものです。

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 私自身も小学校の時は絵を描くのが好きで、岸和田城や岸和田港が近かったので、夏休みなどにはよく写生に行ったものです。5,6年生の担任の先生が、いっしょうけんめい描いた絵を誉めてくださって、余計に好きになりました。でも、中学校の時、美術の先生が「なんやその絵は、幼稚やな。」と言ったその一言で、絵を描くのが怖くなりました。絵を好きになったのも、絵を描くのが怖くなったのも、先生の一言だったと鮮明に私の記憶の中に残っています。私がこの仕事をしていて、この一言の重要性に気をつけてきたのは言うまでもありませんが、若い世代の先生方、お父さんやお母さんにも「言葉かけ」の重要性を認識して欲しいと思っています。