ドラ校長の広場

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平成28年度和泉市小中一貫教育フォーラム

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 本日午後1時半から、和泉市人権文化センターの市民文化ホールで小中一貫教育フォーラムが開催されました。文部科学省が小中一貫教育をすすめようとするよりも早く、和泉市では平成24年度からモデル校区を指定して研究、実践を進めています。それまでも小中連携は多くの学校で取り組まれていましたが、子どもの9年間の学びをきちんと整理し、教員同士がつながる必要性が今まで以上に増してきたことも導入のきっかけとなっています。槇尾中学校区でも27年度からモデル校区の指定を受けて、今までの連携からさらに一貫した教育になるように3校の先生方が協力して取り組んでいます。槇尾中学校からは多くの先生方が毎週授業に来ていただいていますし、小学校同士の連携も先の水泳の合同練習などを実施する様々な工夫をしています。

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 本日は和泉市の取り組んでいる小中一貫教育を市民の皆様方に、そして全教職員が共通理解するように、パネルディスカッションや講演を行いました。10中学校区で取組には違いがありますが、その校区の今まで大事にしてきた取組を尊重しながら、子どもたちの9年間の学びを創造していきます。

 講演は関西福祉大学加藤学長による「小中一貫教育のカリキュラムと学びと育ちの保障」というお話でした。

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 ご存じの方も多くいらっしゃると思いますが、平成29年度4月からはつが野地区に新しい施設一体型の小中一貫校が開校します。校舎もほとんど完成していて、青葉はつが野小学校近辺から東の方を見渡すと見えています。施設一体型の小中一貫校と施設分離型の小中一貫教育は、それぞれの長所、短所があると思います。子どもたちのとって+の教育をすすめたいと考えています。