小中一貫教育連絡協議会

　9日午前10時から平成26年度第2回小中一貫教育連絡協議会が開催されました。この協議会は、小中一貫教育についての認識を深めるとともに、各中学校区の交流を図り、校区の特色に応じた小中一貫教育を推進することを目的として、平成25年度から開催されています。和泉市では、「確かな学力を身につけた心豊かな子ども」を育成するため義務教育9年間を見通した継続的かつ一貫性のある教育活動を推進しています。

　小中一貫教育とは、義務教育機関である小学校と中学校が子どもたちの成長を連続した視点で捉え、連携・協力し合って育てていく視点を強化するものです。文部科学省も昨年この小中一貫教育を進めていく方針を出しています。和泉市では、平成19年度から教育委員会で研究を始めており、平成21年度から各学校においても取り組めるところから始めていました。槇尾中学校区でも、小学校同士の連携や中学校も含めた3校合同研修会、中学校の先生方による小学校での授業も行われてきています。和泉市では、地域の実情に合った小中一貫教育を推進することを基本としており、施設を一体にすること（学校の統廃合など）を目的としたものではありません。

　子どもたちの健やかな成長のために、小学校と中学校だけでなく、幼稚園や保育園などの就学前教育との連携、高等学校や特別支援学校、子どもの教育相談機関などの専門機関、福祉関係など様々な連携をすすめています。