通学路の落ち葉

　今日午前８時ごろ、学校の手前の墓地から学校にかけての通学路に落ち葉を寄せた固まりがあるのに気づきました。２０カ所近い数がありました。「あれ？」と思って通り過ぎたところに、ほうきを持った老人がおられました。毎日子どもたちの見守りをしてくださっている本校の元校長先生の定さんでした。急いで車を置いてほうきとちりとりを持って駆けつけたのですが、ほとんど終わりでした。ちりとりで落ち葉を集めて捨てる作業だけさせていただいたのですが、それだけでも一時間弱かかりました。「おう、もうすぐ３学期やからな。」というさりげない言葉でしたが、子どもたちを思う心の深さに今日は黙って感心していました。この地域の方々は、子どものためにというさりげない言葉で、細やかな配慮をしてくださいます。教職員も保護者も感謝してもしきれないくらいです。本当にありがとうございます。子どもたちは落ち葉のたくさんある状態を知らないで始業式に来るでしょう。私は子どもたちに伝えなければならないと考えています。