ドラ校長の広場

ドラえもんが大好きな校長のブログです。

横山きのみ保育園の運動会

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 秋晴れの今日、横山きのみ保育園の運動会が開催されました。今回で保育園として創立されて3回目、今年認定こども園として初めての運動会だそうです。園児は、0才から5才児までで151名だそうです。本校の約2倍の子どもたちですが、運動会の参観者はほぼ1000名ほどではないでしょうか。子ども一人に父母、祖父母、兄弟姉妹といった具合で6名ほどは集まっているようです。単純な計算でそのぐらいになるでしょうね。園庭はほぼ満杯の状態でした。本校の保護者の方も何人かお会いしました。

 写真でわかるように最高の天気です。日が当たっていると暑いぐらいですが、日陰では気持ちのいい風を感じることができました。オープニングは太鼓で始まりました。開会式には全員が出てきてくれました。0才はまだよちよち歩きですが1年ごとに子どもたちの体つき、顔つきが変化しているのがよくわかりました。年齢や発達段階に合わせた競技や演技を見せていただきましたが、小学校と同じ6年間ですが、とても大事な時期だと改めて思いました。というのも、基本的にこの時期は親子関係が中心となります。そこで子どもたちをどう育てるかは親の姿勢が一番です。昔は兄弟や祖父母がいて、家庭でも集団的な関係が自然と存在していました。しかし、最近では核家族化、少子化などで、家庭では、子どもに構いすぎる傾向があるように思います。へたもすると過干渉や過保護に陥りがちです。しかし、保育園や幼稚園で集団生活を経験することで、子どもたちは自然に人間関係を学んでいきます。今日運動会を見ながらそんなことを思っていました。本校は少人数ですが、その良さと共に課題もあります。改めて小学校の6年間をしっかりと見つめていかなければと思いました。

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 閉会式までずっと子どもたちの顔を見ていましたが、4才児までは、にこにこ笑顔がほとんどでしたが、5才児さんは、組み立て体操や係活動ではぐっと歯を食いしばった真剣な顔つきが印象的でした。お兄ちゃん、お姉さんの顔つきです。いっしょに田植えをした子どもたちが、本当に大きく成長していると感じました。

 閉会式で、園長先生から突然「ゾウ組さんは今日はどうでしたか?小学校に行っても大丈夫ですか?」と訊ねられ、「大丈夫です。待っていますよ。」と声をかけさせてもらいました。

 明日はいよいよ南横山小学校、南横山保育園の運動会です。子どもたちみんなで作る楽しい運動会です。お日様はきっと味方してくれるでしょう。