大阪８８０万人訓練 〔命を守る行動をしよう〕

　９月５日（金）午前１１時に地震が発生したという設定で、大阪府全域で避難訓練が行われました。本校もこの訓練に参加しました。

　みなさんの携帯は緊急地震速報は受信できましたか？大阪府の発信と和泉市からの発信が受信できたと思います。緊急メールはできる限り受信するように設定しておりましたので、以前の大雨の警報や土砂災害の警報等は夜中でも受信していました。今回もきっちりと受信できました。

　大阪府で大規模な地震が発生し、その影響で大津波警報が発令されるという設定です。しかしながら、本校では津波の心配がないので、土砂崩れの危険があるという設定に変えて実施しました。学校林の山が崩れる危険性ですので、避難場所は体育館や運動場ではなく、山側から離れた校舎の一番端、土砂の流入の危険性が一番低いところに避難する訓練を行いました。その場所とは、３階の４年生の教室です。地震発生でその場で一次避難をし、二次避難でこの場所に集合しました。保育園さんも同様に、学校に逃げてこの場所に二次避難をしました。「子どもたちだから大人について避難」というようにも思われますが、小さな子どもたちでもいざというときの動きを何度も練習しておくことで、避難行動ができます。この機会を利用して、お家での行動も繰り返し練習してくださいね。

　この写真は一次避難の様子です。学校中がシーンとなって放送をよく聴けていました。避難の様子の点数は９５点でした。

　みんなが集まったところで、命を守る行動についてお話をしました。地震だけではありません。この夏の大雨による洪水被害、土砂崩れの被害はどこで起こっても不思議ではありません。その時にどんな行動を取るのか、一瞬で自分が決めなければいけません。ニュースなどでそのような出来事を見たときに、自分に置き換えてどんな行動を取ればいいのか、学校だけでなくお家でも考えてほしいと思います。