ドラ校長の広場

ドラえもんが大好きな校長のブログです。

南横山校区にないものは?それは・・・・・・。

 南横山校区にないものといえば、コンビニと田んぼです。・・・それ以外にもあるかも?

 実は、田んぼが一枚もありません。私が教頭としてこの学校に来た年、つまり平成17年には無くなっていました。それまでは大野町に1枚だけあったそうですが、いちごの苗を育てるハウス?に転用したと聞いた覚えがあります。

 先週、そんな話を6校園長会(槇中、横小、南横小、横山幼、南横山保、横山きのみ認定こども園)でしていたところ、横山きのみ認定こども園の園長さんから「ちょうど来週ぐらいにうちの田んぼ(園長先生の)で田植えをしようと思っていたところです。広く空けているので、いっしょにしませんか?」とお誘いを受けました。本当にありがたいお話で、学校に戻るやいなや、5年生担任に話をしますと「ぜひやりたい。」こどもたちもf:id:nanyoko-koutyou:20140626134331j:plain「やりたい。やりたい。」ということでした。お米を育てて食べられるまでにする苦労は、ほんのちょっとの体験では学んだとは言えないのですが、でも田植えのたいへんさを少しでも経験させ、苦労を想像させる機会になればと思っています。

 今朝8時58分に学校を出発しました。約1時間槇尾中学校の下の方の田まで歩きました。ここで疲れる子もいましたが、田んぼを前にすると目が輝き出しました。

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 この田んぼは、横山きのみ認定こども園の園長先生のご主人が米作りをしておられるところです。ご主人は市議会の議長を務められている友田議員です。議会のお忙しい中、子どもたちのために、水の管理と田と苗の準備をしてくださいました。昨晩遅くには、水の状況を見に来ていただいたということです。今日も議会の休会中の時間を利用して、説明に駆けつけてくださいました。本当にありがとうございます。約5ヶ月後にお米が収穫できるそうですが、その間の草取りや水の管理がたいへんだというお話も聞かせていただきました。簡単にお米はできないのだということを実感してほしいと思います。

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 横山きのみ認定こども園の子どもたちといっしょに田植えをします。私が田植えの方法を説明し、きのみの子どもたちを5年生がサポートする体制で始めました。田に足を入れると予想通りの反応です。「気持ち悪い。」「気持ちいい。」「わあー。」反応は様々です。初めて出会う子どもたちどうし。どんな対応ができるのか、我が南横の子どもの様子をしっかりと見ていました。泥だらけになりながら、小学生に挟まれた保育園児は一生懸命植えていました。お兄ちゃん、お姉ちゃんらしさを発揮しています。さすが縦割りで鍛えられた5年生です。このときばかりはたくましく見えましたよ。f:id:nanyoko-koutyou:20140626133512j:plain

 

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 帰りはさすがに疲れた様子で、給食時間に少し遅れてしまいましたが、みんな充実感はあったようです。