南横伝統『炭焼き』 第一日目パート2
午後3時半過ぎに、焚き口を塞ぐ作業に入りました。耐熱ガラスをはめ込んで耐火煉瓦と土で全閉しました。
子どもたちはいったん下校して、午後6時過ぎから保護者といっしょに炭焼きの見学にもう一度学校に来ました。炭焼き窯の中の様子を見に来るためです。6年生は、山本さんから現在の窯の中で起こっていることについて教えていただきました。中の様子は現在ではガラス越しに見ることもできますが、昔は煙の色とにおいで推測していたそうです。
PTA役員さん方は、早くから飲み物とカップラーメンや備蓄米で作ったおにぎりなどの準備をしてくださっていました。子どもたちはこのカップ麺や飲み物も楽しみにしているのです。夜の学校でこのような楽しみがあるのは珍しいことではないでしょうか。
子どもたちは午後9時には保護者といっしょに家路につきました。その頃には、運動場に独特のにおいをした煙がたなびいていました。