ドラ校長の広場

ドラえもんが大好きな校長のブログです。

朝のなわとび訓練がはじまったよ! & 「チームみずいろ」って知ってますか?

 今日から朝の時間は、なわとびの練習です。リズムに合わせたいろいろな跳び方を練習します。低学年の子どもたちは上の学年のこの跳び方をまねてどんどんうまくなっていきます。練習すればするほどうまくなるのがなわとびです。1年生は二重跳びをがんばると言ってくれた子が多いので、楽しみです。

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 午後から4年生が、「チームみずいろ」のボランティアさんと和泉保健所の相談員のみなさんによる、精神障害者理解教育の授業を受けました。老人会の方も来てくださいました。『チームみずいろ』は、ピアサポーターの方と、コーディネーターの方がいらっしゃいます。ピアサポーターって聞き慣れない言葉だと思いますが、下記のような意味です。

ピア(peer)」は仲間や同僚という意味があり、ある問題の当事者が同じ問題を抱える者を仲間の立場で支援し合うことを「ピアサポート」といいます。 精神保健領域におけるピアサポートは、精神障害者が自らの体験に基づいて、仲間の障害者を支援する活動を指し、支援する障害者を「ピアサポーター」と呼んでいます。

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 コーディネーターの方から、はじめに障がいのことを学び、大きく3つの障がいに分かれることを知りました。身体障がい、知的障がい、精神障がいの3つです。そのうちの精神障がいについてピアサポーターの体験を一人ずつ聞かせていただきました。f:id:nanyoko-koutyou:20170118183020j:plain

 

 次の時間は、みなさんによる紙芝居でした。「はるだよ」という絵本を拡大したものを使っての学習です。

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 一人ひとりにいただいた冊子を使って、その時のくまさんの気持ちなどを書き込んで、みんなの思いを聞き合いました。積極的な意見が出たので、チームみずいろさんもびっくりされていました。

 なかなか学校では精神障がいについての学習まではできなかったのですが、チームみずいろさんのようなボランティアさんの力をお借りして、子どもたちに正しい理解をすすめられるといいなと改めて思いました。本校での授業をきっかけに、この活動が和泉市の小学校中学校に広がって欲しいと強く思いました。

 人と人がつながることで、救われることが多いということを実感したのが、この一年たいへん多くありました。子どもたちはその良さを知ること、体験することがとても重要です。大人がそれを率先垂範して見せていきたいと思います。

 本日お忙しいところを子どもたちのためにお越しくださったみなさんに、心から感謝申し上げます。