ドラ校長の広場

ドラえもんが大好きな校長のブログです。

第65回全国へき地教育研究大会青森大会の全体会と分散会で(@_@)

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 午前9時20分から研究大会の全体会開会式が始まりました。国歌斉唱に続いてへき地教師の歌を歌いました。「太陽となろう」という歌です。今日はこの歌詞を紹介しますね。

山間の小さな学校
青空と花とみどりがある
つぶらな ひとみの子らが
力いっぱい 伸びている
教師よ 教師よ 太陽となって
あすひらく 智恵を 育てよう

海辺の小さな学校
潮風と波と光がある
明るい心の子らが
力いっぱい 伸びている
教師よ 教師よ 太陽となって
明日築く意志を育てよう
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 基調報告の後、記念講演がありました。皆さんもよく知っている舞の海秀平さんが
「可能性を信じて~“技のデパート”を支えたひと・もの・こと~」という演題でお話しくださいました。
 舞の海さんは現在の大相撲で外国人力士が活躍し、日本人力士がなかなか勝てない要因を、育ってきた環境や力士としてのモチベーションの違いにあるのではないかと分析されていました。また自分自身が小さな身体で何度となく相撲をやめてしまおうとしたときに、出会った先生や相撲部屋の親方のちょっとした声かけで今の自分があるともおっしゃっていました。あっという間に講演が終わってしまいました。
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講演中の撮影が禁止されていましたので、お礼の花束贈呈を撮らせていただきました。

 最後にアトラクションでねぶた囃子を小学生が踊ってくれました。ねぶた祭りが見たくなるほどの子どもたちの熱演でした。
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 午後からは課題別分散会で北海道深川市立北新小学校と秋田県羽後町立高瀬小学校の取り組み発表でした。学習意欲の向上や個に応じたきめ細かな指導を重視した指導方法の改善・充実を図るという課題です。大阪府では実施されていない複式学級での取り組みは、経験の無い私たちには新鮮に映りますが、子どもたちを低学年から育てることがとても重要だと思いました。
 高瀬小学校は今年統合されて75名の単式学級で、本校と同規模です。研究主題も自ら考え、主体的に学ぶ子どもの育成と同じでした。本校の取り組みにたいへん参考になる発表で、学校に帰ったら伝達していきます。
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 今、明日の分科会が開かれる五所川原市へ向かっています。