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ドラ校長の広場

ドラえもんが大好きな校長のブログです。

いよいよ窯出しです!

 炭だしの朝、窯の煙突の煙が無色になりました。昨日の写真と比較してください。

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 本校に昭和56年3月、初代の炭焼き窯が出来て以来、毎年焼き上げてきた横山炭が、今年も地域のみなさま方とPTA役員様のお力添えをいただいて、完成する瞬間がやってきました。昨年度はテレビ局3社(NHK、関西テレビジェイコム)がこの炭焼きの様子を取材してくれたのですが、今年はジェイコム和泉市のアピール課が来てくださいました。また、藤原教育長も昨年に引き続き、窯出しを見学に来るとともに、地域の方々にお礼を述べに来てくださいました。地域の方々も、見学にお越しになって窯出しの時間はとてもにぎやかな状況でした。

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 もちろん6年生は、期待と不安で窯出し作業をキラキラとした目で見つめていました。焚き口が空けられると中は真っ赤に燃えさかる炭が目に飛び込んできます。今までゆっくりと燃えていた炭が、急に空気が大量に入ってくるため、大きな炎を上げながらもっともっと赤く燃えるのです。 

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 「エブリ」という長い柄の付いた道具を使って窯から出すのですが、長いのには訳があります。炭の発する熱で、近づけないのと奥の方まで届く長さも必要なのです。子どもたちは熱さを我慢して、一生懸命掻き出します。掻き出した炭は炎をさらに上げて燃え出します。それを「火かき」という道具で端の方に寄せて、そこで土と灰を混ぜた「消し粉」を被せて火を消すのです。その作業を次々と交代しながら行っていきます。

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 次にその中から炭を取り出す作業を行います。その時に使う道具が先が鋭角になった「すみおこし」です。

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 今年の成果です。講師先生方からは、「去年に負けず劣らずのいい炭が出来たよ。」と言ってくださって、子どもたちは灰で真っ黒になった顔をほころばせていました。

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 この地に伝わる伝統技法の炭焼きをこれからも南横山小学校が中心となって未来に受け継いでいきたいと思います。最後にみんなでお礼を言って、本日の炭焼き、今年の炭焼きは終了です。