学校林での原木伐採《6年生》 ＆ ドングリの苗を育てる《1年生》

　12月6日に行った大がかりなPTAによる原木伐採に続き、今日は６年生が学校林に登って原木を切り出す作業を行いました。そんなに太い木を切り出すことはできませんので、子どもたちの腕の太さぐらいの木を1人1本ずつ切るのです。ところが、足場は急な斜面なので、足の置き場にも困る状況です。そこで、のこぎりを使って木を切るのです。生きた木ですので、けっこう難しい作業となります。

　この後1月末まで乾燥させて、炭焼き窯に入れていくのです。6年生は1月に入ると本格的に炭焼き学習に入ります。炭焼きの歴史を学ぶために、山の中の昔の炭焼き窯のあとを見学にも行く予定です。

《一方でドングリの苗を育てる1年生》

　ドングリの苗を育てて、山や広場に植えて、緑豊かな和泉市にしようという「いずみいのちの森」事業のお手伝いを1年生がしてくれました。ポットに土を入れて、ドングリを植えていく作業です。市の公園緑地課が用意してくれたドングリは、一部虫に食われてしまっていましたが、これだけのポットを用意することができました。1つのポットに4個のドングリを植えています。和泉市の各学校で取り組んでいますが、本校は昨年、一昨年に続いて参加しています。学校林にも昨年度はドングリの植樹、エノキの植樹を行っています。ドングリの木は大きくなったらまた炭焼きにも使えます。エノキはオオムラサキの食草としてオオムラサキを呼び戻すために行っています。学校林は子どもたちの学習の宝庫です。何年先になるか知れませんが、この植えたドングリの木で炭焼きをする時代が来るでしょう。