ドラ校長の広場

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「翔け 槇尾学園」 槇尾中学校区 3校合同研修会

 今日午後から、槇尾中学校区の3校合同研修会を行いました。今回の会場は横山小学校でした。6年生の道徳の授業です。

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 小学校における道徳は、学習指導要領の一部改正により平成30年度からは「特別の教科 道徳」となります。一般的には、道徳の教科化と言われています。以下に簡単に改正の内容を示します。

 学校における道徳教育は,特別の教科である道徳(以下「道徳科」という。 )を要として学校の教育活動全体を通じて行うものであり,道徳科はもとよ り,各教科,外国語活動,総合的な学習の時間及び特別活動のそれぞれの特質に応じて,児童の発達の段階を考慮して,適切な指導を行わなければなら ない。 道徳教育は,教育基本法及び学校教育法に定められた教育の根本精神に基 づき,自己の生き方を考え,主体的な判断の下に行動し,自立した人間とし て他者と共によりよく生きるための基盤となる道徳性を養うことを目標とす る。 道徳教育を進めるに当たっては,人間尊重の精神と生命に対する畏敬の念 を家庭,学校,その他社会における具体的な生活の中に生かし,豊かな心を もち,伝統と文化を尊重し,それらを育んできた我が国と郷土を愛し,個性 豊かな文化の創造を図るとともに,平和で民主的な国家及び社会の形成者と して,公共の精神を尊び,社会及び国家の発展に努め,他国を尊重し,国際 社会の平和と発展や環境の保全に貢献し未来を拓く主体性のある日本人の育成に資することとなるよう特に留意しなければならない。

 わかりやすい言葉に代えてみます。特別の教科「道徳」において、自分自身のことをしっかりと見つめて、まわりのことをいろいろな角度から(自分だけでなく、人の気持ちも考えて)考えることができるようになること。そういうことができることで、自分がどのように生活していくか(生きるか)をしっかりと考える学習を通して,道徳的な判断力,心情,実践意欲と態度を育てていくことをねらいとしています。今までも道徳教育が大切だといわれてきましたが、特別の教科として位置づけられることで今まで以上に取組を強化しようというものです。