防犯教室(不審者対策)を開催しました。
和歌山県で先日小学校5年生児童が殺害されるという本当に痛ましい事件が発生してしまいました。容疑者が確保され取り調べが進んでいますが、彼の命はもう戻ってはきません。「・・・・・・。」言葉にならない悲しみと怒りがこみ上げてきます。こんなふうに未来ある子どもたちの命が奪われていいものでしょうか。最近小学生が犠牲になる事件が相次いで報道されています。「いのち」はこの世の中で一番尊重されるべきものではなかったのでしょうか。
このような時代になった以上、子どもたちが自分で自分の命を守る術を身に付けなければなりません。そのために、今日午後から大阪府警察本部生活安全課から専門家である警察職員さんに来ていただき、子どもたちが自分で命を守る方法を教えていただきました。
府警本部からのお話には「誘拐するぞう」くんが来てくれて、どんなふうにして誘拐するのかを教えてくれました。
1.お金や物をあげて誘う。2.子どもの優しい気持ちを利用する(道を教えて)
3.お母さんが事故だ!車に乗って。4.「おいで、おいで作戦」(車に連れ込む)
狙われやすい子はひとりぼっちの子だそうです。いやな子は大きな声を出す子です。
府警本部の婦人警官がとてもわかりやすく話してくださったので、低学年から高学年まで話に引き込まれていました。和泉署の方、和泉市役所の危機管理担当者も来てくださいました。老人会の方々も15名来てくださったので、見守られ感がすごかったです。
子どもたちの防犯教室終了後は、老人会の皆さま方に特殊詐欺被害などに関する防犯教室も引き続き行っていただきました。