南横山地区 出張救命講習

　３０日(日)午前９時半から１２時半まで、南横山小学校体育館で横山病院地域連携室が主催で、普通救命講習が行われました。AED(自動体外式除細動器)の使用方法を含めた、心肺蘇生法(１人法)及び大出血時の止血方法等の応急手当について、和泉市消防署員の方が講習・指導してくださいました。参加者は町会や婦人会、老人会、子ども会の方々が集まってくださいました。４０人ぐらいの参加者で、熱心に講習を受けていました。この講習を受けますと、終了証を戴くことができます。

　災害はいつ起こるか分かりません、先日の長野の地震が起きたときに、いちばん倒壊家屋などが多かった地域では、日頃から顔の見える助け合いのつながりを持っていたということがニュースで毎日のように流れていました。この助け合いで死者は１人も出なかったということです。一分一秒でも早く救出すれば命は助かります。この南横山地域も助け合いという魅力を持っています。そこでこの救命法を取得していただいていれば、助かる命はもっと増えることと思います。私の身近な関係の人の中にも、娘さんが心肺蘇生を行ったことで、おばあさんの命を救った事実があります。子どもたちにも命の大切さを家庭でも学校でも、そして地域でも教えていきたいものです。