ドラ校長の広場

ドラえもんが大好きな校長のブログです。

「フォニックス」とは???

 今日は一日研修に出かけていました。「平成26年度英語教育推進事業 小学校アドバンストセミナー」という研修でした。本校の英語教育担当者の先生と二人で参加しました。目的は、英語の綴り字と発音の関連を重視したフォニックスを活用した英語教育の指導方法等について学ぶと共に、各校における指導の進捗状況等について情報交換を行うことでした。会場は、大阪市天満橋にあるドーンセンターという所でした。参加校は大阪府内の16小学校で、和泉市では本校と横山小学校(つまり槇尾中学校区でこの事業を受けているからです)です。英語が教科化されていく中で、もっと英語に親しみ、話すことができるように指導法を研究するための事業です。今まではコミュニケーション力を育てることに重点が置かれていましたが、教科としての英語となると、文字指導が欠かせなくなります。この文字指導をどんな形で小学校1年生から取り入れるのでしょうか?そのことを研究されている方にお話を聞くことができました。講師は、田縁 眞弓さん 京都教育大学・立命館大学小学校英語指導法講師 私立・公立小学校 英語指導アドバイザーを務めていらっしゃいます。

f:id:nanyoko-koutyou:20140808200321j:plain

 フォニックスPhonics)とは、音素(Phoneme)とアルファベットとの結びつきを教えることで、読む能力を高めようとする方法だそうです。内容が濃かったので詳しくお話をすることはできませんが、興味のある方は、またネット等で調べてみてください。

f:id:nanyoko-koutyou:20140808200347j:plain

 実は、本校では昨年度からこのフォニックスを取り入れた学習を独自に進めていました。発音が主になりますのでALTのマークには大活躍してもらっていました。本校の子どもさんに尋ねていただくと覚えている子は話してくれると思います。フォニックスと言ってもわからないと思いますので、「A、ア、アップル」「B、ブ、バッグ」というように一定のリズムでアルファベットと発音をすると思い出してくれるかも・・・・・?

 2学期から教材を使って取り組めるよう、これから本校でも研修をしていきます。授業参観等で見ていただく機会も設けていきたいと思っています。

f:id:nanyoko-koutyou:20140808200414j:plain

 本校では小学校1年生から6年生まで週1回の英語活動に取り組んでいます。楽しみながら英語に親しむことができるよう、私たちも研修・研究を続けていきます。