ドラ校長の広場

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和泉市教育センター研修「子どもをみる力の育成」

 今日は午前中から和泉市教育センターで研修会がありました。「子どもをみる力の育成」といって、教員の研修です。私たち教員は、すべての子どもが豊かに学ぶ学校をめざしています。そのためには教師の授業力が最も重要です。そのためには、みえる教師でなければなりません。何がみえなければならないのか?

1.題材(教材)の奥深さがみえる

2.子どもの事実がみえる(表情、仕草、言葉から考え、気持ち)

3.つながりがみえる(子ども同士、教材と子ども、過去の学びから今の学びと未来の学び) f:id:nanyoko-koutyou:20140722161739j:plain 講師の先生は、三重県で教員、指導主事、教頭、校長と務められた石井順治氏でした。先生のお考えは、南横山小学校が取り組んでいる研修と方向性は同じです。今日の研修会でも、授業についての振り返りの重要性をお話しくださいました。本校でも授業を見合ったり、ビデオに撮ったりして振り返りを重要視しています。子どもの間違いからみえるもの、可能性についても事例に基づいて話していただきました。

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子どもたちが自分たちでこの間違いに気づくと共に、位取りを学んでいったというお話でした。

 私たち教員は少しでもよくみようとしなければなりません。そのことを管理職と研修主任に向けて話してくださいました。今後もつなぐことと、寄り添うことを胸に刻んで子どもたちと先生と対話をしていきたいと思います。

 教員の夏季休業期間中は、このような研修会がいろいろな課題別で行われています。大阪府教育委員会和泉市教育委員会、諸団体の主催するものなどと共に、校内での研修も行います。また、槇尾中学校区の3校合同研修会もあります。それぞれの教員の役割や目的別の研修に参加しています。