ドラ校長の広場

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オオムラサキまつりに行ってきました!

 7月6日(日)午前10時から南松尾幼稚園跡地において、いずみの国の自然館クラブが主催の日本の国蝶「オオムラサキ」を間近で見られるイベントに行ってきました。10時に到着するとすでにたくさんの人が行列を作って、オオムラサキのケージに入るのを待っていました。本校のお友達も兄弟ですでに入って熱心にクラブの方から説明を聞いていました。出てくるやいなや「オオムラサキがこの指にとまったんだよ。」とうれしそうに話してくれた彼の目は輝いていました。幼虫からさなぎ、成虫までがケージにいました。大きくて立派で、本当にきれいな蝶です。 

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 どうしてこの蝶が国蝶なのでしょうか?またもやネットで調べてみました。

さて、日本の国蝶はどの様に決まったのでしょうか。国蝶を決めようと言う話が持ち上がったのは、1933年に行われた蝶類同好会でした。その後色々と議論があり、次の点を満たす蝶が国蝶に選ばれるべきと提案されました。

  • 日本全体的に分布していて、簡単に見られる種類であること。(この時は朝鮮半島や台湾も日本でした。)
  • 誰でも知っているような種類であること。
  • 大形で模様が鮮明、飛び方など日本的な種類であること。

候補として上がった種類としては、オオムラサキの他にアゲハチョウ、アサギマダラギフチョウ、アカボシウスバシロチョウ朝鮮半島に生息)がありました。しかしながら、国蝶を決めるまでには議論も多く、話はなかなか進みませんでした。

しばらくして1956年6月20日、日本で初めて蝶をデザインとした切手が発行されました。これに刺激され、翌年1957年、日本昆虫学会総会でオオムラサキが国蝶として選ばれたのです。

ということです。

  私がケージから出てくると、行列は更に伸びていて、入るのには1時間くらいかかるかもしれません。自然館クラブのスタッフさんがあちらこちらで子どもたちに説明をしてくれていました。木工クラフトのコーナーでは本校でもクラフトで活躍していた先生が腕をふるっていました。こんなに多くの人たちが集う施設が仮であるのが惜しいくらいです。

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 自然とふれあうことができるイベントにこれだけ多くの子どもたちが来てくれるということは、本校の自然環境の中で学習したいという子どもさんもきっといるはずですね。夏休みの終わりまでには小規模特認校の児童募集ポスターもできあがり、本格的に宣伝活動も始まりますので、様々な方法で、南横山小学校を知ってもらうようがんばりたいと思います。

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