ドラ校長の広場

ドラえもんが大好きな校長のブログです。

2014FIFA サッカーワールドカップ ブラジル大会

 先週の26日金曜日に父鬼郵便局の松葉局長さんが、学校を訪問してくださいました。目的は、下の写真にある「2014FIFA サッカーワールドカップ ブラジル大会」の公式試合球レプリカをプレゼントするためだということでした。私は残念ながら局長さんには直接お会いすることはできなかったのですが、郵便局の校区の小学校にプレゼントする企画で、26日に全国一斉実施ということだそうです。局長さんは早いほうがいいだろうと朝一番に来てくださったのです。

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 残念なことに日本代表が予選リーグで敗退したその直後となってしまいました。しかしあの敗退後のマスコミなどの報道の仕方は少しがっかりしました。日本サッカーがJリーグの誕生もあって、たいへん盛んになり、多くの子どもたちがサッカーに興味を持つと共に競技人口も急激に増えました。技術的にも日本のサッカーが成長しワールドカップにも連続して出場できるほどになったのは、日本の国民性といいますか、一生懸命に取り組む性質が表れていると思います。マスコミはこのブラジル大会前も外国で活躍する日本選手を取り上げて、優勝する可能性もあるのだとあちらこちらで報道されていました。しかし、予選リーグ敗退が決まると、原因探しのような報道が始まりました。監督、選手のちょっとした発言の中に、気になることがあったりするとそこを大きく取り上げています。それが非常に残念でなりません。スポーツは勝ち負けが当然あります。勝つものがいれば負けるものは必ず存在するのです。スポーツを愛する人は当然ながらそのことは承知ですし、いっぱい負けを経験しながら勝つ喜びを知っていきます。報道各社には、そのようなスポーツの真髄に迫る報道をしているところも当然あるのですが・・・・。

 私には二人の子どもがいます。二人ともひょんなことからソフトテニスに出会い、小学生からテニスコートに立っていました。姉が5年生、妹が2年生でした。姉は始めて一か月もたたないときにメンバーが足りないということで試合に出ました。どこに立ったらいいのか、サーブはどこに入れたらいいのか分からない状況で、当然負けました。ところが、高校3年生までずっと続けたのです。弱小の高校でしたが、みんなで練習場所を探してがんばっていました。妹は早く始めたこともあり、そこそこ試合では勝つようになりました。しかし、上には上がいるもので、高校生の時は近畿や全国に行けばほとんど負けてばかりでした。でも、続けました。大学卒業するまで続けたのは、ソフトテニスが好きだったからでしょうね。スポーツは勉強で習得できない何かを教えてくれます。それが人生にも役立つと信じています。

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 私たち子育てに関わるものとしては、勝ち負けよりも努力することのすばらしさを子どもたちに味わわせていきたいと思います。また、勉強やスポーツで、芸術で、友だち関係ですばらしい能力を発揮する子どもたちです。いろいろな経験をし、自分の進む道をしっかりと選択できる力を身につけてほしいと願っています。