「さをり織り」を知る 5年生
23日(月)午前 一台のワゴン車が玄関に横付けされました。車からは2台の機械と様々な色の糸を入れたコンテナ4箱が下ろされました。小規模特認校制度を利用して通学する、5年生と2年生の姉妹のお父さんとお母さんが運んできてくれたものです。これが「さをり織り」の道具です。
「さをり織り」を体験することになったきっかけは、5年生が中心になって行う「七夕集会」の準備にいろいろな小道具を用意しようとしていたことです。機織りをしているシーンで機織りの機械があればいいなというところで、その「さをり織り」の機械をつくったり、さをり織りを教えたりしておられるお父さんとお母さんが協力していただくことになったのです。
さっそく機械を準備していただき、子どもたちに機械の動かし方を教えていただきました。失敗しても大丈夫というお言葉で、子どもたちは安心して次々と織っていきました。七夕集会での劇では、本物の機織りが見られますよ。
そして、5年生は劇だけではなく、機織りについても壮大な計画もしてくれています。これは私からではなく、5年生から発表されます。おたのしみに。
また「さをり織り」のことをネットで検索していただくと、もっと詳しく知ることができます。「さをり織り」を始めた方が和泉市の方で、現在101歳、今もお元気だそうです。先ほど紹介した姉妹のひいおばあさん、この学校の保護者が関係しているということで驚きました。今では全国にも知られていますね。このような人間のつながりが、いろいろな方と話していると本当に多いのでびっくりしています。このつながりを大事にしていく学校です。