命を守る避難訓練（火災） ＆ チャレンジする校外学習（奈良での様子）

　12日（木）午前9時45分に避難訓練を行いました。理科室から火災が発生したという想定です。天気が心配されましたが、少々の雨でも決行しようと思っていました。〔火災や地震は天候を選びませんので。〕ところがその時間だけは雨も止み、予定通りの訓練ができました。

　次の写真がその避難後、消防署の方からお話を聞いている様子です。お話をしていただいている方は和泉市で2年前に女性消防第1号として勤められた方です。一般に学校では　｛お　か　し｝に気をつけて避難するよう指導していますが、消防署の方が付け加えたのは｛も　ち｝でした。

（お）　おさない。　（か）かけださない。　（し）しゃべらない。

（も）　もどらない　（ち）ちかづかない 

　子どもたちは、本当の火事を経験していませんので、どれだけ真剣に訓練に参加させ、その後の指導を徹底するか、私たち教員の指導力が問われます。東北の大震災の時には、一つの判断ミスが多くの命を失うことになったりしています。子ども自身がその場の判断で教えられたことが正しくできるように指導していきたいと考えています。ご家庭でも常にこんな時はどうしようかと考えさせる機会を持っていただきたいです。

　昨日の高学年校外学習の様子です。天気は少し曇り空でパラパラッと雨は降りましたが、学習活動は予定通りにできました。真剣なインタビューにしっかりと答えていただいた外国の方々に感謝です。たいへん多くの国々の方が奈良に来られていたようです。中にはインタビューを断られたグループもあったようですが、平均すると5組ぐらいの外国の方々にインタビューができたようです。子どもたちに国をたずねてみると、アメリカ、中国、韓国、イタリア、フランス、タイ、オーストラリアなど、たくさんの国名があがってきました。

　シカにお弁当を食べられる子はいなかったようですが、カラスにお菓子を持ち去られた子が何人かいたようです。