ストーリーテリング ＆ 桃山学院大学との連携

　今日は、学校図書館支援司書さんのご紹介でストーリーテリングのボランティアさんが４．５．６年生にお話をしに来てくれました。

　ストーリーテリングとは、「物語、お話しを覚えて語って聞かせること」で、素話、語りとも言われます。通常は部屋を暗くしておはなしのろうそくがともっている中で語ります。そうすることによって一層お話しに集中できるからです。そして、絵本が言葉のイメージを絵が助けてくれるのに対してストーリーテリングは全て自由にお話しを描けることにより想像力を高めます。読書力は“文字を読む力”ではなく、”言葉を聞く力“だと言われています。ですから、お話しをたくさん聞いてイメージトレーニングされ、想像力が豊かになることをねらいとしています。

　和泉市では、１０年以上も前から桃山学院大学との連携をすすめています。特に小中学校では、桃山学院大学の学生さんに教育活動のお手伝いをしていただいています。小学校では学習の補助、クラブ活動や学校行事の補助などが多く、中学校でも同様の活動をしていただいています。ここ２年ほどは南横山小学校では活動していただいていませんでしたが、本年度は学生さんに来ていただくことになりました。３回生の男子学生ですが、大学で南横山小学校を紹介したときに、一番に問い合わせをしてくれた学生です。和泉市内の小学校１３校、中学校４校、幼稚園１園、なかよしクラブと受け入れ先はたくさんあったのですが、その中から本校に来たいと申し出てくれた学生です。学生が来てくれない学校も数多くあります。自然環境と少人数の特色ある活動に興味を持ったそうです。昨日　すこやか集会の後でみんなに紹介しましたので、保護者の皆様は子どもたちからお話を聞いてくれているかもしれませんね。休み時間も授業でも引っ張りだこの状況でした。放課後は雨天でしたが、体育館でいっしょに遊んでくれました。

　1日の活動を終えた感想を学生にたずねますと、「子どもが好きなので、めちゃくちゃ楽しかったです。子どもたちが走るのが速くてびっくりしました。」「毎週来たいです。」と言ってくれました。しばらくは、毎週水曜日に来てくれる予定です。そして、お友達も誘ってくれていますので、2名の学生さんが来てくれるようになるかもしれません。