アニメ版『釜石の奇跡』

　先日、和泉市合唱連盟所属の「コーラス・クラージョ」さんから市内の小学校に1冊ずつ、アニメ版『釜石の奇跡』という本を寄贈していただきました。コーラス・クラージョさんは、5月18日にコミュニティーセンターで22回目の演奏会を復興支援チャリティーコンサートとして開催されたそうです。その収益金と募金によって復興支援金として役立てているそうです。その収益金の一部からこの本を寄贈していただきました。

　東日本大震災の大津波が襲う寸前、即座に避難し生存率が９９．８％という見事な成果を挙げ『釜石の奇跡』とよばれる釜石の小中学校の実績がＮＨＫで放映されていました。この本は実写とアニメで構成されており、命を守る授業と全国でも話題になっています。この本を元にして各学校で役立てていただきたいという趣旨で寄贈いただきました。本当にありがとうございます。

　実は児童朝礼で、奇しくもこの命を守るお話をしたところです。簡単に死ね、死ぬ、殺すなどという言葉を発している子がいますが、『命』について真剣に考えたことがあるか問いかけました。命がなくなることはどんなことを意味するのか考えてほしいと話しています。川や池、海での水の事故も増えています。また交通事故も身近で起きています。自転車事故はたいへん多いので、注意が必要です。南横山校区は坂道も多く、下りでは予想以上のスピードが出ます。またカーブも多く見通しも悪い道路が多いところです。学校でも指導いたしますが、ご家庭の近くの道路状況に合わせた指導も必要です。

　３年生が教室で育てたモンシロチョウです。幼虫からさなぎになり、先日りっぱに飛び立ちました。３年生は、命の不思議さや神秘さに気づいてくれたでしょうね。