「あいさつ」って
父鬼門から入ってこられた指導主事に、高学年だと思われる背の高い子が体育館の横で「こんにちは。」とあいさつをしたそうです。そのときは掃除の時間だったみたいで、近くにいた低学年の子にその子が、「あいさつせなあかんで。」と声かけをしたそうです。そうするとその低学年の子もすぐにあいさつをしてくれて、渡り廊下の掃除をしていた子どもたちも「こんにちは」と元気にあいさつをしたそうです。
指導主事は、とても自然なあいさつと低学年の子との関係の良さに思わずほほえんだと、職員室に来るなりお話しされました。
あいさつの大事さは、4月の一番初めの朝礼で子どもたちに話しました。自分から元気にあいさつをしようということ、朝礼でみんなであいさつするときは、山々に響かせようということでした。朝礼のあいさつはあのときから、ずっと続いています。しかしながら、ふだんのあいさつは確かめることができません。でも、先生がいないところでも子どもたちが、あいさつをがんばっていることを知らせていただき、本当にうれしく思いました。
今朝の朝礼で、子どもたちにこのエピソードを紹介しました。紹介の方法は、「なんよこ劇団」による寸劇でした。
ぜひ、家庭で、また出かけたときにもあいさつの様子を見ていてください。好ましいあいさつができたときはほめてあげてください。